2022年の予定
すっかりお正月も終わって1月も半ばを過ぎました。
デジカメのセッティングにアレコレ迷いながら、iPhoneは撮影機材として定着し、HOLGAにも週イチぐらいで新しいフィルムを詰めつつ、今年予定している個展をどう進めていくか考えています。
今年の個展予定は今のところ3本。大阪と和歌山で開催します。
>5月4日~5月15日
大阪:ギャラリー・アビィ
「ある晴れた日に永遠が見える」
※会期を2週間に延長しました(2/2)
>5月5日~5月16日
和歌山:かまどの下の灰までギャラリー
「イーラ/ERA reel-9」
>秋ごろ
大阪:ギャラリーライムライト
「イーラ/ERA reel-10」
5月のゴールデンウィークは2つの個展を同時にやるという、体調が悪いところに更に追い打ちをかけるようなイベントを自ら設定してみました。
まず「イーラ」のほうは、これまでアビィとギャラリーライムライトで交互に発表していましたが、今回、和歌山の「かまどの下の灰までギャラリー」からお招きを頂きまして、初めてまったく新しい場所にイーラを持っていくことにしました。
まったく新しい場所と言っても、実は運営してらっしゃるのは以前から知り合いの方々でして、これまでも2016年に和歌山の写真イベントにて「太陽系の最果てにある雲」の巡回展(ほぼ作り直し)で個展の機会を頂戴しておりました。
その時も最初から「太陽系~」で!というオファーで、今回も「和歌山でイーラが見たい!」とご要望頂いたので、この方たちの直感を信じて動けばきっとうまくいくんだろうと思います。イーラの急な旅立ちが楽しみです。
ギャラリー自体は2020年秋から運営されており、地元の様々な才能を発掘しておられます。僕はまだ実際に会場へお邪魔したことは無いのですが、インスタで展示風景などを見ていると、なかなか興味を惹かれる空間のようです。
秋のイーラはもちろんライムライトさんで。日程はまだ未定ですが、9~11月のどこかで、ということになりそうです。オーナーの兒嶌さんとの交換個展もこれで7回目となりますね。大阪写真界の身体弱いツートップとなりますので、なんとか踏ん張りたいところです。
そして「ある晴れた日に永遠が見える」は20年以上前に撮っていた、展示ではほぼ未発表の写真群(といってもたまにアビィでは展示してましたが)を用いての個展です。古いネガを引っ張り出してきて、そろそろ地獄のフィルムスキャン大会を始めなければなりません。
どんな題材かというのはまだ伏せておきます。僕が昔こういう写真を撮っていたというのを知らない人が観たら、普段の作風と全く違うように見えるので驚かれるかもしれませんが、僕の中ではごく普通に地続きで同じものなんです。
せっかく離れた場所で同時に個展をやるのに、似たような見た目のシャシンをやっても、しょーもないですからね。違うように見えて同じというほうが僕も楽しいはずです。
あと、HOLGAにフィルムを詰めてるのはもっと先に予定している(来年か再来年ぐらい?)個展に向けてのアクションです。週イチぐらいでフィルムを1本撮り切るペースで、ここ数年間ではなかったぐらい、HOLGAを使っています。
実はHOLGAでの完全新作は意外なことに2016年が最後でして(再構成でも2019年が最後)HOLGAの次回作は原点回帰というか、何かの境地と言うか、もう遺作になってしまいそうな雰囲気を醸し出せればいいなと考えています。
というわけで、精神と体調的にはそろそろ死にそうな感じですが、どうやら死んでる暇はなさそうです。
人生は続く。