個展「日は光」
2017年07月16日
10年前、僕はたった三畳半のワンルームマンションで暮らしていました。人生のどん詰まりで引っ越してきた部屋です。古びて薄汚い部屋でしたが壁一面に大きな窓があって、そこから差し込む光を見るのが毎日の楽しみでした。
10年前、僕はたった三畳半のワンルームマンションで暮らしていました。人生のどん詰まりで引っ越してきた部屋です。古びて薄汚い部屋でしたが壁一面に大きな窓があって、そこから差し込む光を見るのが毎日の楽しみでした。
来る7月2日から大阪・帝塚山のgallery LimeLight様にて個展「気分EP」を開催します。
フィルムスキャンやレタッチは撮った光の再解釈だと思っています。
ノスタルジィというのは、
何かがトリガーになって過去の記憶を呼びさますものですが、
自分が「こうでありたかった過去」という憧れの気持ち・・・
そう考えたくなることもあります。
三重県名張市の情報発信サイト「ナバリズム」様からの制作依頼によるグループ展「写真家の視点〜ソトから見た名張〜」に出品します。
知らないうちにパッと無くなったものが
写真にはずっと残っているのが、
僕は不可思議でたまらないんです。
来る10月9日から京都・松原通新町のジャバウォックギャラリー様にて個展「風景」を開催します。
たとえ分からなくても、
心のどこかに置いていてもらえるようなもの・・・
それが僕の理想の1つです。
でもそれは結果的にそうなることが大事で。
昨年5月の大阪、今年4月の東京にて開催した個展「太陽系の最果てにあるという雲」の巡回展を9月に和歌山県で開催します。